兵庫編 ・ 摂津の名物 No.46
灘の生一本(神戸市灘区)

灘の生一本

なだのきいっぽん

神戸市灘区

名物紹介

酒蔵の軒先に吊るされた緑の球体——杉玉は「新酒ができた」の合図である。灘五郷は西宮から神戸・大石までの沿岸に連なる日本一の酒どころで、いまも国内の日本酒のおよそ4分の1がここで造られる。灘区が受け持つのは最も西の「西郷」。六甲おろしの寒風、ミネラル豊富な宮水、そして酒米の産地に近い立地が、キレのよい「男酒」を育てた。「灘の生一本」とは、灘で生まれ育った混じりけのない酒のこと。冬、蔵に新しい杉玉が掛かり、緑が枯れて茶色になる頃、酒はちょうど飲み頃を迎える。

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