兵庫編 ・ 淡路の武将 No.59
安宅冬康(洲本市)

安宅冬康

あたぎ ふゆやす

1528 – 1564 享年37
今からおよそ460年前
洲本市 / 名物・由良ウニ

ゆかりの地洲本城跡(三熊山)

人物紹介

三好長慶の弟。淡路水軍を率いた安宅氏を継ぎ、三熊山の洲本城を本拠として、三好政権の海の力を支えた。兄弟の中でも温和な人柄で歌をよくし、荒ぶる兄に鈴虫を贈って「殺生を戒めた」と伝わる風雅の人である。しかし永禄7年(1564)、その兄・長慶に飯盛山城へ呼び出され、誘殺された——讒言によるとも、老いた覇者の猜疑によるともいう。弟の死のわずか2ヶ月後、長慶自身も失意のうちに没した。海を治めた歌人の悲劇が、洲本城の記憶の底にある。

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