兵庫編 ・ 摂津の名物 No.45
御影石(神戸市東灘区)

御影石

みかげいし

神戸市東灘区

名物紹介

御影石は、花崗岩の代名詞となった石の本家である。名の由来は神戸市東灘区の旧御影町。この地で採れる良質な花崗岩が「御影石」と呼ばれ、やがて全国の花崗岩を指す言葉になった。採掘の全盛は江戸中期の享保年間。住吉川上流の石切場から切り出された石は御影浜から船で全国へ運ばれ、京都や大阪の石橋・鳥居・灯籠になった。石屋川の名も、川辺に石工が集まり住んだことに由来する。六甲産の石はいま「本御影石」と呼ばれ、別格の銘石として扱われている。山の石が地名になり、地名が石の代名詞になった——御影の誇りである。

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