兵庫編 ・ 摂津の武将 No.66
平通盛
たいら の みちもり
1153年〜1184年 享年32
今からおよそ840年前
ゆかりの地明泉寺
人物紹介
平清盛の甥。門脇中納言・平教盛の嫡男で、越前守を務めた。平家都落ちの後は北陸や一ノ谷で奮戦する。寿永3年(1184)の一ノ谷の合戦では、生田口・一ノ谷口とならぶ要衝である山の手の守りを任され、明泉寺のあたりに陣を置いたと伝わる。しかし源氏の攻勢の前に陣は崩れ、通盛は湊川のほとりで討たれた。享年32。その死を知った妻の小宰相は、悲しみのあまり船から海へ身を投げた——『平家物語』がもっとも美しく、もっとも哀しく描いた夫婦である。