兵庫編 ・ 摂津の武将 No.77
浦上村宗
うらがみ むらむね
?〜1531年
今からおよそ500年前
ゆかりの地大物主神社(境内に「大物くづれ戦跡」碑)
人物紹介
赤松氏の守護代・浦上氏の当主。主君・赤松義村を幽閉し、ついには死に至らしめて実権を奪い、播磨・備前・美作の三国にまたがる大勢力を築き上げた。細川高国と結んで畿内へ攻め上り、享禄4年(1531)、尼崎・大物の地で細川晴元方との決戦に臨む。だが陣中で、殺した主君の遺児・赤松政祐が土壇場で寝返り、背後を突かれた軍は総崩れ——世にいう大物崩れである。村宗は乱戦の中に消えた。あまりに早い当主の死に、遺された政宗・宗景の兄弟はやがて割れ、三国に広がった浦上家は衰退へ向かう。室津で婚礼の夜に散った浦上政宗は、この男の子である。裏切りで築いた権力は、裏切りとともに一夜で崩れ去った。